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第7話「遭難者、帰路につく編」

ヒッチハイクをしないことにしたので、自動車が通っても何もアクションを起しません。

冷たい世の中デスから、ヒッチハイクするだけ無駄だったのです。




仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから。



フラフラ歩いていると、大きな橋に辿りつきました。



気力と体力の限界の限界だったので、橋の欄干に寄りかかり胡坐をかいて地面を茫然と見つめて休憩しました。



橋の上なので風の通りがよく、冷たい風が体に吹きつけてきます。



この風が疲れた体に対して妙に心地よかったことを覚えています。

しばらく休憩すると不思議な気力が湧いてきました。

もう少しだと自分に言い聞かせて歩くことにしました。

立ち止まっていても何ひとつ解決しない!!




目次

ベンチとバス停🚏

しばらくフラフラ歩いて進んでいると、比較的交通量の多い「三叉路」が見えてきました。



ここで勝利を確信しました!!




歩いてきた道以外で2方向に分岐するのですが、住宅が多くありそうな方向に向かうことにしました。

自動販売機を発見したので、「スポーツドリンク」を購入しました。




当たり前ですが、普通の値段のスポーツドリンクでした。

山小屋に売っているスポーツドリンクは、超インフレの値段ですからね。

スポーツドリンクが、激しくおいしかったことを覚えています。

少し歩くと「🚏バス停🚏」を発見しました!!



ベンチもありました。


出典:グーグルストリートビュー

「宮の平」というバス停です。


出典:グーグルストリートビュー

ベンチに腰掛けて、スポーツドリンクを飲みながら目の前を走る自動車を静かに眺めていたのですが、妙に心地よい時間が流れてるように感じました。

バスが来る時間を見計らって道路の反対側に渡り、バスを待ちました。

スポーツドリンクは飲み干したので、ゴミ箱に捨てました。

しばらく待っていると、バスがこちらに向かって走ってくるのが見えました。



🚌バスに乗る 🚍

「遭難者」が、バスに乗り込みます。



身なりはボロボロで他の乗客に不審人物だと思われていたかもしれませんが、そんなの気にしません。



バスに乗れるという文明の利器を感じていました。



このバスは、小田急線「本厚木駅」に行きます。



車窓を流れる景色を静かに眺めていました。



大都会「神奈川県」でも、このあたりは田舎だと思いました。

心地よいバスの乗車を堪能していると本厚木駅に到着しました。




本厚木駅周辺は、大都会じゃああああああ!!


出典:ウィキペディア(本厚木駅)


ご飯を食べる

昨日、みやま山荘でカレーライスを食べてから何も食べてないので、凄く腹が減っていました。



本厚木駅周辺は大都会なので、飲食店やコンビニなどがたくさんありました。



とにかく何でもいいから食べたいと思い、「某牛丼チェーン店」に入店しました。




よく覚えていないのですが、「松屋」か「すき家」に入店したと思います。

「吉野屋」でないことは確かです。

「松屋」だったのかな?


記憶があいまいですが、「豚丼」か「牛丼」を注文したと思います。

「並」を注文したことだけは、確かだと思います。

店名と注文したメニューを明確に思い出せないのが、なんとももどかしいです。

どうでもいいことなのですが、妙に気になります。

注文して待っている間、これでもかというくらい水を何杯も飲みました。



水がおいしかったです!!




注文した品が出てきました。







とても腹が減っていたので、「食べるぞ!!」と思って少し食べたら急にお腹いっぱいになったことを覚えています。



全て食べたのか残したのか覚えていませんが、腹が減りすぎると食べられなくなることは確かだと思います。




だがしかし/エンディングテーマ「Hey!カロリーQueen」



遭難者、帰路につく

某牛丼チェーン店を後にして、駅ビルのトイレに行ったように記憶しています。

トイレの個室に入ってジーパンや上着が泥だらけだということをしっかり認識したことは覚えていますが、それから何をしたのかよく覚えていません。

遭難の記憶は今でも鮮明なのですが、それほど重要でないところは記憶があいまいです。



本厚木駅から電車で帰りました。



帰りの電車の記憶がほとんどないのですが、どうやって帰ったのでしょうか?



家に着くと、すぐにシャワーで「遭難山行」による2日分の汚れを流しました。



シャワーの後、着替えて泥のように眠ったことを記憶しています。



このようにして遭難山行は幕を閉じました。



ある意味、この遭難山行は貴重な体験だったのかもしれません。




グリザイアの楽園/エンディングテーマ「黄昏のスタアライト」


遭難して感じた「自分が本当に生きてる」という感情

遭難して山の空気にふれて、夜の寒さを五感を通して感じて、壮大な自然と対峙して、あらゆる手段を使って、遭難の危機を脱出しようともがいて、体中の力を使ってギリギリまで追いやって、それってすごく「死に近い」と思うんだ。



そういうときに湧きあがるんだよ。




「自分が本当に生きてる」って感情が!!



これで、「おわり」じゃないよ!!



アクセル・ワールド/エンディングテーマ「→unfinished→」


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